前編ではサブスクリプションをおすすめする理由と、ユーザーの満足感を上げるためのポイントをまとめました。
後編ではサブスクリプションで注意したい事と、サブスクに便利なおすすめサイトも紹介します。
コンテンツ
サブスクの失敗例から学ぶこと
事例1「SAKELIFE」
日本酒のサブスクリプションサービス「SAKELIFE」を展開していた株式会社Clear。
ユーザーの好みに合わせて厳選した日本酒を定期的に宅配するというサービスで注目されており、事業としても当時は好調だったようです。
しかし同社はサービスを事業譲渡、実質SAKELIFEとしてはサービスを終了しています。
なぜサービスが定着しなかったのか?
定期的に日本酒を購入していたユーザーがだんだんと日本酒の選び方を習得してしまい、サービスから「卒業」してしまったことが原因のようです。
つまり、ユーザーはあくまで「日本酒」のファンであってサービスのファンではなかった…という事かもしれませんね。
参考:日経ビジネス 猫も杓子もサブスクの愚、「同時代性の罠」にはまるな
事例2「ブルーエプロン」
サブスクビジネス先進国のアメリカで、ミールキットの定期宅配サービスで急成長を遂げた「ブルーエプロン」。サービス登場当初は画期的なサービス内容で多くのユーザーを確保していたようです。
しかしその後、競合他社が同様のサービスに参入したことで大打撃を受けました。
なぜユーザーが定着せず他社サービスに流れてしまったのか?
それは、ユーザーがブルーエプロンのファンではなかったから。
たまたま自分の欲しいサービスを提供していたのがブルーエプロンだったから、他社で同様のサービスが現れたときに簡単に切り替えてしまったようです。
参考:OFFCOMPANY 日本の何でも「サブスク」ブーム。過去の失敗例から学んだ方がいいワケ
モノを届けるだけでは意味がない
サブスクリプションのビジネスにおいて最も重要なのは、「いかに継続して購入してもらうか」です。
そのためには、定期購入をする人はその商品が必要だから購入しているわけではないと理解しておくことが大切です。
大事なのは、「ファン」になってもらうこと。
同じ商品を扱う他のお店があっても、あえて「あなたのお店から買う」ことに意味を感じてもらえるようになれば良いですね!
そのために、前編で紹介したような「読み物」や「手書きメッセージ」というような、商品プラスアルファの感情に訴えかけるようなひと工夫が大切なんじゃないかな、と思っています。
サブスクにも便利なおすすめサイト
コーヒーやお茶、小さめのお菓子だったらメール便で送ることができるパッケージが重宝しますよね。
メール便用の薄い発送用ダンボールを使っている方はたくさんいますが、
お店や会社のロゴなどを入れてオリジナルの箱を作ると、それだけでも届いたときの満足度は上がりますよ!
通販で小ロットでもオリジナル発送用箱ができる!
便利な世の中になりましたね〜。
ちょっと検索するだけでも、小ロットでオリジナルの印刷を入れてくれるサイトがたくさん出てきます。
パッケージ通販の「通販梱包グッズ.net」は超見やすい
資材のネットショップってごちゃごちゃして見にくいサイトが結構多いんですが、
通販梱包グッズ.net はスッキリしていてとても見やすいです。
内部の人?ってくらいパッケージ通販推してますが全くの部外者です(笑)
通販で資材を探すのに何が大変かって、
ピッタリの商品を探すことが一番大変だと思います。
でもこのサイトではこんな感じで
・ダンボール、紙袋、厚みから探せる
・ヤマト運輸や佐川急便、郵便局など発送方法別に探せる
ので、商品がすごく探しやすいです。
箔押しを入れるとめっちゃ格が上がる
オプションで箱に箔押しもしてくれます。(商品によってはできない場合もありますが)
シンプルな加工を入れるだけでもすごく見た目がよくなるので、ロゴがある方はぜひ入れてみてください。
読み物には印刷通販を使ってみて
商品と一緒に送る「読み物」は、印刷通販を使ってみてください。
カラーコピーするよりも安くて、コート紙など仕上がりがきれいな用紙で印刷できますよ。
(PR)
私はよくグラフィックを利用しています。
印刷の仕上がりのきれいさと、値段のバランスが良いです。
(安いからといって品質が悪いということがないので、安心して利用できます)
※2020年3月31日まで、チラシ・フライヤーの印刷料金が最大10%OFFになるキャンペーン中のようです!