コロナショックで日常や経済に大きな動きが起きている今。
地方の商品パッケージはどのように変化していくのかについて考えてみました。
コンテンツ
店に並べるためのパッケージが減る
外出規制がかかり、旅行も自粛、買い物も必要最低限のみ。
「お店に買い物に行く」という当たり前の行動がなくなりつつある状況です。
そこで加速しているのが、オンラインショップ。
「STAY HOME」を掲げて、通信販売がすごく伸びています。
そもそも買い物をしに店に行くことができないので、それまでの「お店の陳列棚に商品を並べる」という前提がひっくり返ろうとしています。
店に並べるためのパッケージとは
- 他の商品よりも目立たせる
- どんな商品かわかりやすくするために、説明書きや注意書きが多い
- お店の陳列棚に並べやすい形状、デザイン
オンラインで求められるパッケージとは
- 部屋や食卓に置いておきたくなるデザイン
- ウェブ上で商品説明ができるので、パッケージには必要最低限の情報だけでいい
- 世界観のあるパッケージデザイン
オンラインが加速することで、
・「情緒的な満足度が高い」
・「所有感が満たされる」
・「家で過ごす時間が楽しくなる」ような
パッケージが求められていくんじゃないかな、と思います。
通販で「買いたくなる」パッケージの見せかた
「家で過ごす時間が楽しくなる、部屋に置いておきたくなるパッケージ」
の需要が高まるのではないかと予想しました。
通販サイトでは実際に手に取ることができないぶん、
商品が届いたあとのイメージがしやすいほうがいいです。
そのために、使用シーンの写真がとても重要になってくるのではないかと思います。
使っているシーンが想像できる写真の例
- (食品なら)食卓に商品パッケージが一緒に写っている写真
- 「こんな場面で使ってほしい」という写真
(お菓子だったら、家での楽しいティータイムを想像させるような写真など) - 商品パッケージが部屋に置かれている写真
- パッケージの質感がよくわかるような、アップの写真
「その商品があることで、日常にワクワクが感じられる」予感をさせてくれるようなイメージ写真があるかどうかで、購入率はすごく変わってくると思います。
今の状況が今後どれだけ続くのかはわかりませんが、パッケージのありかたはどんどん変化していくと思います。
次回は、地方の商品パッケージにフォーカスして予測をしていこうと思います。