デザイナーにパッケージを依頼したい時、まず心配になるのはお金の事になるのではないでしょうか。
今回は気になるパッケージデザイン代の話をしてみたいと思います。
コンテンツ
はっきりした相場は無い
お金の話するって言ってんのに、いきなり何だよ!って感じですね(笑)
でも本当に、はっきりと相場は〇〇万円!と断言できるものはありません。本当に会社やデザイナーによってバラバラです。
一応、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)によって、制作料金の基準というラインが設定されていますが、かなり項目が細分化されていてこの通りにされているデザイナーさんはあまりいないんじゃないかと思います。
ですが、ホームページ等で目安の金額を見られる会社もありますので、考える際の基準にはなると思います。
デザイン代の参考になるサイト発見!
こちらのサイトでなんと89社のパッケージデザイン料金表をまとめられていました。
商品パッケージを任せるならどこの会社がいい?【89社料金表まとめ】
ぜひチェックしてみてください。
このサイトを見ていると、安いところでは1万円台から、上はだいたい10万円前後のところが多いようなイメージです。
パッケージといっても作るものは箱、シール、袋など様々なアイテムがありますので、当然手のかかる箱なんかは高くなる傾向にあります。
簡単なシールだけ、という場合であれば安くおさまるかと思います。
(制作内容によって金額は変わりますが)本当に差がありますね・・。
デザイン代は相談次第
「料金表に10万円って書いてあるし、予算3万円しかないから頼めないなぁ。」
とすぐにあきらめないでください。
相談次第では、予算内でできるかもしれません!!
料金表はあくまで目安
デザイン代は、基本的には「かかると予想される時間や手間」で算出される事が多いです。
なので案件ごとにかかる金額が変わってしまうことが多いんですが、「だいたいいくら」というのを提示しておくために参考程度に料金表を設定されている感じです。
予算があまりないなら、あきらめずにその範囲でできることを相談してみましょう。
お互いに納得してからデザインを始めてもらう
とにかく、お互いに納得した状態で気持ちよく取引をすることが重要です。どちらかが無理をした状態でデザインをスタートさせると、必ずどこかでトラブルが起きたり気持ちよく仕事ができなくなります。
絶対に、お金の話をしないままデザインが始まらないようにしてくださいね。
話が盛り上がると、大事なお金の話をしないまま「とりあえず作ってみようか!」とデザインが進んじゃうことがあるのですが・・要注意!
あとあとトラブルの原因になります!
デザイン代を安くするポイント
例:提案数を絞る
料金表ではデザイン案を2案提案→1案のみ にする など。
例:修正回数を減らす
修正3回まで無料→修正2回まで無料 に条件を変えてもらう など。
例:直接の打合せ回数を減らす
打合せをリモート(スマホ会議、メッセンジャーなど)にしてもらう など。
何回も直接打合せをするのもコストがかかります。
打合せ時間を節約することで安くなる場合もあります。
例:商品の売上金額に応じた支払いにする
「商品が一個売れたら、売上の何パーセントをデザイナーに支払う」という契約を結ぶ など。
この場合、「商品の売り上げにデザイナーが責任を持つことができる」ので、商品が売れなければデザイナー側もお金を受け取ることができません。
リスクをお互いに分散させることができるのは、メリットがあると思います。
デザイナーも商品づくりを自分ごととして考えやすいので、お互い本気になって取り組むことができそうですね。
お金の相談となるとお互いにシビアな部分もあり、なかなか折り合いがつかないこともあるでしょう。
それでも、お互いの最終目標は「良いものを作る」ということを忘れないでください。
冷静に、長い目で見て、とことん話し合い、双方が納得する方法を決めていってくださいね。