ローカル商品には、ジャムやはちみつ、調味料やごはんのおともなど、「びん詰め」商品が多いです。
その「びん容器」にも、こだわってみませんか?
今回は、オススメのびん容器とパッケージの作り方の例を紹介します!
コンテンツ
「しりばりびん」シリーズがオススメです!
日硝実業 (株)さんのオリジナル商品、「しりばり」シリーズ。
2017日本パッケージングコンテスト最優秀賞「消費者団体推薦賞」を受賞されている名作です!
コンセプト: 「大切に育てた農作物を残さず食べてもらいたい」という生産者様の声。そして「美味しい食べ物を最後まで食べたい」という生活者様の声。社会の声をヒントに開発したオリジナルびんです。
特徴: フードロス低減とユニバーサルデザイン。社会的な要望にお答えするオリジナル瓶です。「中身の取り出しやすさ」を追求し、びんの内面形状に着目。内面の角や段差を無くしています。
専用資材: びん形状を活かしたパッケージをつくれる「専用スリーブ(1本用・3本用)」も取り揃えています。
スペック: 使いやすさはそのままに、用途に応じた2つの容量をラインアップ。
日硝実業株式会社HPより
オススメポイント①とにかくユーザーファーストな使い心地
しりばりびんの一番の特徴は、とにかくその使い心地の良さです。
誰もが経験があるかと思うのですが、ジャムやはちみつをびんから取り出して使う時、びんの内側の凸凹に中身が引っかかってしまって最後まで出し切ることができないんですよね・・!
これ、すっごくストレスなんです・・!
内側に凹凸がない!ツルっと取り出しやすい!
しりばりびんは、びんの内側に凹凸が無くフラットになっています。
だから、最後に中身を使い切りたい時に最後まで中身を出し切ることができるんです。
びんの底もスプーンが届きやすい
口径が広く浅いので、びんの底までスプーンが届きやすいのも嬉しいです。
頑張って最後に中身を掻きださなくても良いのが嬉しい!
実際にジャムを入れて使ってみたんですが、本当に簡単に最後まで出せる!
めっちゃストレスフリーでした!
オススメポイント②おしゃれで可愛いフォルム
コロンとしていて、なんだか可愛らしい形ですよね。
茶道具の「尻張型」をヒントにデザインされたらしく、日本人の美意識に訴えるものがあるのかもしれません。
オススメポイント③使い切りにちょうど良いサイズ
食品の最近のトレンドは、とにかく「使い切りサイズ」。
キューピーのドレッシングなど、多くのメーカーが使い切りできるようサイズダウンにシフトしています。
しりばりシリーズは容量90mlと140mlの2サイズ展開。
どちらも小さめサイズで、使い切りニーズに対応しています。
大事なのはユーザー目線を忘れないこと
「中身が取り出しやすい」って、パッケージの見た目には何の関係も無いことですよね。
でも、買った人の使い心地はすごく良い。
この視点を大切にして欲しいんです。
もしかしたら「中身が出しやすい〜!」なんて気付かない人もたくさんいるかもしれません。
でも、無意識のうちにその使い心地の良さは体感をしているはずです。
無意識に感じた気持ちの良さが、その商品への潜在的な良いイメージにも少なからず影響を及ぼすのではないでしょうか。
もしかしたら、びんの魅力に気づいて家庭で二次利用をする方もいるかもしれません。
わかりやすい見た目だけではなく、買った後の使い心地まで考えることも「パッケージデザイン」の一部です。
パッケージの機能性にもこだわって、「使い心地」にも着目したパッケージづくりをしてみてはいかがでしょうか?
次回は、「しりばりびんをうまく活用するパッケージ術」を書いていきます。
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