パッケージの打ち合わせで聞いておくべきポイント【ヒアリングに使えるチェックリスト付き】

パッケージの打ち合わせで聞いておくべきポイント

パッケージの打ち合わせが終わった後「あっ!これも聞いておけばよかった…」という経験はありませんか?
今回は、打ち合わせで聞いておくことのポイントを自分なりにまとめたチェックリストを配布します!

オリジナルのチェックリストを作りました!

パッケージデザインの仕事をする私の課題。
それは、「聞き漏れが多い」こと…。

打ち合わせで話が盛り上がって意気揚々と事務所に戻り、
「肝心なこと、聞き忘れてる…」
なんてことが多いのです。

後から何度も確認のメールや電話をするのは、クライアントの時間を奪い負担を与えてしまうので、なるべく確認作業はまとめて行いたいもの。

そこで、

自分が「使いやすい!」と思えるヒアリングシートを作りました。


自由に書き込みやすいように、枠線はあえて少なくしました。

自分が欲しい項目を入れたので皆に合わないところもあるかと思いますが、
もしデザイナーの皆様に少しでも活用してもらえれば嬉しいな…ということで、pdfをダウンロードできるようにしました。
初回のパッケージデザインの打ち合わせなどに役立てていただければ幸いです。

↓ダウンロードはこちら↓

各項目について解説していきます

①商品の基本情報

まずは、商品の基本情報。
まだ企画段階で決まっていないことがあっても、分かる事はできるだけ多く確認しておきましょう。

2020.7.18 のブログでも書きましたが、
販売先によって貼らなければいけないラベルがあったり
販売するためのルールがある場合があります。

パッケージデザインにも影響を与えるので、確認しておいたほうがベターです!

その時のブログはこちら

②商品コンセプト

パッケージデザインの方向性を導いていく上で、商品のコンセプトについてクライアントと共有することはとても重要です。

ですが、初回の打ち合わせ段階でコンセプトが固まっているクライアントは少ないと思います。

商品にまつわるストーリーはもちろん、商品とは関係ないような企業理念のことなど…
ざっくばらんな会話から、色々なことを聞いてみましょう!
思いがけないところから方向性が見えたり、パッケージのアイデアが広がるかもしれませんよ。

そしてこのシートでは、よくある
・高級感 or カジュアル
・男性的 or 女性的
・未来的 or 伝統的


のようなチャートは設けていません。

なぜなら、同じキーワードでも
人によって思い描くものの幅があまりに広いからです。

「高級感」という言葉はよく出てくるのですが、
人によって思い浮かべる「高級感」は全く異なります。


また、クライアントもヒアリング段階ではそこまでイメージできていないことも多いです。

「求めていたものが、実は高級感じゃなかった」なんてこともあるのです。

安易に抽象的な言葉を使うよりも、じっくりと会話をする中で
それぞれのクライアントならではの情報を引き出してあげたいと思っています。

③パッケージの基本情報

パッケージ自体の基本情報も確認は必須です。
例えば包装作業環境を確認しておかないと、「デザインを作ったのに実現できない」ということにもなりかねません。

パッケージの材料まで供給する場合は、デザイン以外にもフィルムの巻き方向など仕様の確認も大事です。

(ここまで確認不要な場合もあります)

ピロー包装機やラベラーなど、自動機器を使われている場合は
その機械で使うことができる仕様も確認しておきましょう。

(その場でわからない場合は、後日調べてもらうように依頼しましょう!)

④スケジュール

パッケージデザインはいわば商品そのものになるので、販売時期にも直接影響を与えます。

パッケージの納期遅れのために商品を売ることができない、という事態にならないようにスケジュールの進行管理は必須項目です。

地方のデザイン業務では、ディレクターがおらずデザイナーが1人でディレクションの役割を担う場合も多いかと思います。
初回の打ち合わせで全体のスケジュール感を共有しておくことで、クライアントもデザイナー自身も安心できます。

クライアントによっては、
「この日までには絶対欲しい!」という納期が決まっていたりします。
その場合はそこから逆算して考えて、
デザインにかかる期間、パッケージの印刷自体のリードタイムなど
その納期に間に合わせることが可能なのかを確認しましょう。

※スケジュールは予定通りにいくとは限らないので
少し余裕を持たせた設定にしておいたほうが良いです。
希望の納期がタイトな場合は、無理をしないことが大事です!


また、まだはっきりとしたスケジュールが決まっていない場合でも
大まかでもいいので全体の進め方は共有しておきましょう!


まとめ:チェックリストは補助程度に

このチェックリストがあるから打ち合わせはOK!という訳ではありません。

チェックリストは情報の聞き漏れがないように補助的に使うものという感覚で、やはり基本的にはクライアントと「対話をする」ことを大事にしていきたいな、と思っています!

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